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2021年12月16日
毎年恒例の・・・。
T氏毎年恒例の１年に一回年末の贅沢！
仕入れたウィスキーを、
持ってきてくれて、
皆でテイスティングさせてくれるという、
ありがたい会が昨日ありました。
今回いただいたウィスキーはコチラ！
ボトラーズ ブラックアダ― の、
ベンネヴィス１６年
ブラックアダ―の特徴は、ロウカスクである事。
・ノンチルフィルタード
普段のウィスキーは、
チルフィルタード（冷却濾過）する工程を、
冷却濾過していないという事。
・無着色
カラメル色素による着色をしない。
・カスクストレングス
樽からそのままの原酒を、
ボトリングしており、
加水調整していないという事。
以上の事を踏まえて、
ロウカスクになります。
なので、ブラックアダ―の特徴は、
麦芽由来と樽由来の味わい成分が、
失われず直接汲みだした風味が、
キープされているという事になります。
ベンネヴィスは、
西ハイランドに位置する蒸留所で、
１９８９年より、
ニッカウヰスキーの傘下に入っています。
濾過が最低限でされている為、
瓶の底には、
樽の炭化した木片が沈んでおり、
香りや風味、旨味成分が損なわれずに、
ボトリングされているのが伺えますね。
さて、
テイスティングに移ります。
５３％以上ある度数の強さを、
感じさせない口当たりは、
カスクストレングスによくある特徴ですが、
それだけしっかりとした美味しさがあるという事。
香り豊かで、
まろやかで軽めの口当たりからの、
伸びのある風味ですね。
麦の旨味からいろいろな風味が顔を出します。
個人的にテイスティングボキャブラリーが少ない為、
なんと表現して良いか伝えにくいですが、
最後にウェハースのような後味で、
フィニッシュも長く、
鼻から出した香りが、
いつまでも口の周りに漂っています。
粗らしさも感じますが、
雑さは感じず、
面白くまとまっていて、
余韻がたまらなく素敵でしたね。
今年も勉強させていただきました！
Tさん、毎年、
ありがとうございます。
Posted by ぽりりん at 13:10│Comments(0)
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